ラファエル前派からウィリアム・モリスへ
2010年9月11日(土曜日)~10月24日(日曜日)
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ「愛の杯」 1867年
William Morris Gallery, London Borough of Waltham Forest
19世紀半ばのイギリス画壇に彗星のように登場したラファエル前派。ハント、ミレイ、ロセッティを中心としたこの先鋭的青年画家集団は、16世紀イタリアの巨匠ラファエロの絵画を模範とする当時の保守的なイギリス画壇を批判し、ラファエロ以前の画家たちの素朴な作風に絵画の革新を夢見ました。産業革命の繁栄とは裏腹な精神性の喪失感が蔓延してゆく中、彼らの運動は、次第に象徴性、装飾性を強め、周辺諸国に影響を与えながら世紀末芸術や美術工芸運動へと発展してゆきます。
本展では、絵画やステンドグラス、家具など約80点により、美術を通して精神性の充実を実現しようとした多面的試みを紹介します。
- 会期
- 2010年9月11日(土曜日)から10月24日(日曜日)
休館日:月曜日(ただし、9月20日、10月11日は開館し、9月21日、10月12日は休館します)
- 開館時間
- 午前9時30分から午後5時(入場は午後4時30分まで)
- 会場
- いわき市立美術館
- 主催
- いわき市立美術館
- 観覧料
- 一般 1200円(960円)
高・高専・大生 600円(480円)
小・中生 300円(240円)
( )内は20名以上の団体割引料金
- 観覧料が無料になる場合
- 1 いわき市在住の65歳以上の方
2 身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保険福祉手帳のいずれかをお持ちの方
3 市内の小・中・高・専修・高専生(ただし、土曜日と日曜日のみ)
(注)身分を証明する手帳等をご提示下さい。
また、平日に「いわき市内の小・中・高・専修・高専生」が、学校の教育活動の一環として利用する場合も、企画展・常設展が無料になります。その場合には、「観覧料減免申請書」(「利用案内」のページ下部のPDFファイル「観覧料減免申請書」をダウンロード・印刷してご利用下さい)を学校から提出してもらうことになります。詳しくは美術館まで。
- 会期中の催し
- 1)講演会「ヴィクトリア朝の社会と文化―生活と生きる芸術」
日時:9月19日(日)午後2時~3時30分
会場:3階セミナー室
講師:辻 みどり(つじみどり・福島大学行政政策学類教授)
内容:ヴィクトリア朝イギリスの美術界に変革の波をもたらしたラファエル前派の画家たちやデザイナーたちの今日に繋がる活動と影響力について、豊富な作品資料をもとに分りやすく解説します。
2)古典技法ワークショップ
「ラファエル前派の水彩画―バーン=ジョーンズに挑戦」
日時:10月16日(土)17日(日)23日(土)24日(日)の4回連続
午前10時から午後4時30分
会場:3階セミナー室、実技講習室
講師:十二芳明(とによしあき・画家)
内容:ラファエル前派の画家たちが取り組んだフレスコ風水彩画技法の研究を続ける十二氏を講師に、水彩画の既成概念を打ち破る独特な描画法とその効果について、後期ラファエル前派の中心的画家、イラストレーターであったエドワード・コリー・バーン=ジョーンズ(本展展示作家)の作品を参考に、参加者全員で作品摸写に挑戦しながら、彼らの取り組んだ水彩画技法を検証します。
対 象:高校生以上 定員20名
参加費:3,500円(ワークショップ材料費として)
募集方法:往復はがきで応募(当落通知、準備物等通知などが必要なため)
応募〆切 9月30日当日消印有効
応募多数の場合は抽選となります
3)ギャラリートーク
日時:9月20日(祝)、10月3日(日)の2回 午後2時から3時
会場:企画展示室
内容:当館学芸員による展示作品解説
参加には、企画展入場券半券が必要です
4)コンサート/パフォーマンス
「ジョン・ブッチャー、エディ・プレヴォー来日記念ライヴ・パフォーマンス―現代イギリス音楽の実験」
日時:9月24日(金)午後6時~7時(午後5時30分開場、6時開演)
会場:1階エントランスホール(常設展示室および2階以上は入出不可)
出演:ジョン・ブッチャー(サックス)/エディ・プレヴォー(パーカッション)
内容:現代の革新的音楽家たちが、19世紀末の先達に敬意を表し当館の石造り構造を生かした即興演奏を披露します。
参加無料
5)共催事業 IWAKI ARTトリエンナーレ 特別ワークショップ
「みんなでライヴペイント~いわき市を描こう~」
日時:10月2日(土)午後5時~7時20分(雨天の場合翌日に延期)
会場:正面玄関前
講師:青山ひろゆき(画家・東北芸術工科大学講師)、東北芸術工科大学生
内容:市内美術家たちが開催するIWAKI ART トリエンナーレの共催事業。
美術大学生と市内高校生との共同作業により、美術館正面玄関前にアートな「いわき市の風景」を即興で描きます。
対象:市内高校生 定員21名(3名1組で美術館までファクスかEメールで応募、先着順)
主催:IWAKI ART トリエンナーレ実行委員会/いわき市立美術館
6)イラスト大募集
「ヴィクトリア朝に思いをはせて!
シャーロック・ホームズ、不思議の国のアリス、ドリトル先生を生んだ国19世紀後半のイギリスを描いて美術館に飾っちゃおう!」
募集作品
テーマ:ヴィクトリア朝イギリスをイメージしたイラスト
・歴史的事件や文学作品に登場するキャラクター
・詩や小説、童話などの挿絵や表紙デザイン
・その他、ヴィクトリア朝イギリスと関連の深い事柄など
作品規格:A4サイズのケント紙、厚口上質紙、画用紙など
※展示の際、ラミネートシールを施すため、イラストボードは不可
技法、画材は自由(CGも可)
応募〆切:2010年9月8日(水)必着
応募方法:郵送、または、持参にて 美術館まで
原則、作品は返却しません。返却希望の場合は、展示終了後、美術館に取りに来ていただくか、送料各自負担で郵便で返却します。
応募資格:不問 高校生、大学生、プロの方大歓迎
作品展示:〆切までに応募された作品はすべて、9月11日~10月24日までの間、美術館2階ロビーに展示します。来館者が自由に参加できるイラストコーナーも設置します。
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